今日(6/4)はアメリカとEUの大きな経済指標発表がありました。
やっぱり予想通り大きく相場は変動しました
どんな感じで変動したのか振り返ってみましょう
ユーロ 経済指標
6/4の18:00にはユーロ圏のGDP発表がありました。
ギリシャ金融危機の影響で、かなり注目されていました!
<GDP前期比>
前回 +0.2% 予想 +0.2% →結果 +0.2
<GDP前年比>
前回 +0.5% 予想 +0.5% →結果 +0.6
経済指標では、市場予想に対し、
プラスになれば「強い結果」
マイナスになれば「弱い結果」
同じくらいなら「横ばい」と言います。
今回のユーロのGDPは、横ばいの結果になりました。
一般的に「横ばい」ならレートが上昇するケースが多いのですが、
↓今回は

経済指標:ユーロGDP
大きく下降しました
これはやっぱりギリシャ金融危機の影響ですね!
よっぽど「強い結果」にならなければ、買いたくないという投資家心理の現れだと思われます。
状況によって、「横ばい」でも大きく下がるケースがあるということが勉強になりました
そして、今日のもう一つの目玉アメリカの経済指標の結果はこちらです。
アメリカ 経済指標
6/4の21:30にはアメリカの「失業率」「非農業雇用者数」の経済指標発表がありました。
これらは、米雇用統計と呼ばれ、月に一度の大きな発表です。
<失業率>
前回 9.9% 予想 9.8% →結果 9.7%
<非農業部門雇用者数(NFP)>
前回 290千人増 予想 536千人増 →結果 431千人増
こちらは結果がはっきりしました!
市場予想に対し弱い結果となりました。
↓発表後、アメリカのドルは勢いよく売られました。

経済指標:アメリカ雇用統計
ぼくの場合、どちらも順張りで相場が動き出してからユーロとドルを売り始めたのですが、それでも充分利益を出せました!
経済指標の発表のタイミングさえつかんでおけば、勝つ確率は高くなります
経済指標ツール
経済指標の発表のためのツールを幾つか紹介します。
経済指標を知りたい方
こちらの本に詳しく書いてあるので、読んでおいた方が良いかもしれません。
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予定や結果などのメールが送られてくるサービスもあります。
これはマネーパートナーズ社が提供しているものです。
欲を言えば指標発表後の結果のメールはもっと早くなって欲しいと思うのですが、今のところこれよりも良いのが見つかっていないのでこちらを使っています。
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とりあえず、こんな感じですかね